メモ帳のバージョンについて
Windows11のメモ帳ですが、Windows Updateを当てて、Windowsのバージョンが最新になっても、メモ帳のバージョンは古いままのことがあります。
(下図の例では「Windows メモ帳 11.2312.18.0」)
実はWindows11のメモ帳が古いままだと、以下の不具合があることがわかっています。
・txtファイルをダブルクリックして開くと既に開いていても新しくタブに追加されてしまう
・Ctrl+ZとCtrl+Yを組み合わせると変更中であってもタブを閉じた時に変更中の確認画面が現れずに閉じてしまう(編集状態が破棄されてしまう)
不具合について
例えば、txtファイルをすでにメモ帳で開いていたとしてます。
その状態でさらにtxtファイルをダブルクリックすると複数開いてしまいます。
たとえ変更中であっても複数開いてしまうので、誤って編集中ではないほうを編集してしまう可能性があり不便です。
また、txtファイルを開き、変更した後、ctrl+zで変更前の状態に戻してからctrl+Yで変更状態に戻すと、本来は変更中のはずですが、変更中のマークがつかないため、タブを閉じると変更中の確認画面が現れず閉じてしまい、編集内容が失われてしまいます。
自分はWindows11にしたばっかりのころ、この不具合を知らなかった為、編集内容を失ってしまいました。
このようにWindows11 のメモ帳には不具合がたくさんありますが、メモ帳のバージョンを上げることで解消させることができます。
メモ帳の更新
Windows Updateで必ずしもメモ帳が最新になるとは限りません。その場合は手動で更新したほうが確実です。
更新の手順は以下の通りです
・スタートメニューで「store」と検索して「Microsoft Store」を選択
・上側の検索欄で「Windows Notepad」と検索して「Windows Notepad」を選択
・作者が「Microsoft Corporation」であることを確認して更新を選択
これで更新できます。(Windows メモ帳 11.2501.31.0)
メモ帳を確認すると、「Copilot」のアイコンと自分のアカウントのアイコンが追加されています。バージョンは歯車マークを押すと確認できます。
Windows10のメモ帳を使用する
そもそもWindows11のメモ帳を使用したくない場合、スタートメニューで「エイリアス」を検索して、「notepad」をオフにすると、Win+Rでnotepadと打てばWindows 10のメモ帳を起動することができます。
しかし、スタートメニューで「notepad」と検索した場合や、txtを右クリックした場合はWindows11のメモ帳が起動し、Shift+右クリックして編集した場合はWIndows10のメモ帳が起動します。このようにWindows11のメモ帳とWindows10のメモ帳がごっちゃになるので扱いづらそうではあります。